測量設計の仕事とは?

測量設計の業務領域

明日の地域社会に貢献する測量設計

すべての建設事業には必ず測量設計が行われます。 当協会は愛知県内で測量と土木設計を業務としている会社の団体です。 街で赤白のポールに向かって、三脚の上で器械をのぞいている姿を見かけたことがありませんか? それは私たちの仕事のほんの一部です。

私たちは測量設計を通じて、地域の発展に貢献したいと願っております。
県民の皆様にその内容を詳しくご理解いただく為、私たちの業務の一部をご紹介します。

測量にはこんな種類があります


航空写真測量
航空写真測量
航空機から、60%ずつ重なるように写真を撮影し、同じ場所が撮っている2枚の写真を左眼と右眼で同時に観て得られる立体図を使って位置と高さを測り、正確な地図を作る測量で、日頃、私達が利用している地図の大半はこの方法で作られています。

水準測量
水準測量
三脚に取り付けた水準儀の水平な視線で、前後に真っすぐ立てた標尺の目盛りを読みとり、その差から高さを次々に求める測量で、特に精密な水準測量は、地盤沈下量の測定や地震予知、噴火予知などの観測にも幅広く利用されています。

基準点測量
基準点測量
測量の基準となる三角点などの位置を決めるための測量で、レーザー光線を発光し特殊プリズムで反射して戻ってくるまでの時間から測る距離と角度の測定を組合せて行います。地殻の伸び縮みを判定する地震予知にも用いられています。

汎地球測位システム(GPS)
汎地球測位システム(GPS)
4個の人工衛星(GPS衛星)の電波を同時に受信し、各衛星の情報を受信機内の計算機が処理して、地球上での自分の位置を知るシステムで、数百キロメートルの2点間の距離を数センチメートルの誤差で精密に測量します。

これらの技術を応用して、鉄道、道路、ダム、河川、上下水道、橋梁、港湾などの工事や土地区画整理、宅地造成、土地改良、都市計画事業などの推進に寄与しています。



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