測量設計の仕事とは?

中堅技術者の声

則内 紀彦(すのうち のりひこ)
勤務先
(株)石田技術コンサルタンツ
部署
技術本部設計G

私は社会人として社会に貢献していくために、社会基盤を整備する建設コンサルタント業界を選びました。

現在は石田技術コンサルタンツにて道路設計、橋梁設計、橋梁補修設計、橋梁点検に携わる機会を頂き、少しでも社会基盤をよくしていきたいと思い業務に取り組んでいます。道路設計や橋梁設計では少しでも利用しやすい道路線形や橋梁形式を提案し、橋梁点検や橋梁補修設計では安心して橋を利用して頂けることを考えて業務に取り組んでいます。

これまでに携わった業務では設計箇所が私の生活圏内から離れており、私が設計したものによる生活環境の改善を感じることが難しいのが現状です。

これからも設計業務を続けていく上で、いずれは設計箇所が生活圏内と重なる業務に携われることを期待して取り組んでいきたいと思っています。そのためにも、数多くの設計をこなし、効率よく設計を進めていくためのノウハウと知識を身に着けていくことを怠ることなく、日々の業務に取り組んでいきたいと感じています。

私が設計した橋を利用しながら家族が生活を送ってくれることを将来の夢として、技術者として精進していきたいと思っています。

太田 好重(おおた よしのぶ)
勤務先
(株)NTCコンサルタンツ
部署
中部支社 技術部

私が今まで携わった業務の中で「水理模型実験」について紹介したいと思います。

水理模型実験は、実物と相似となる模型に水を流して、実物と同様の水理現象を得て、目的に合致した検討を行うための手法です。

利点は、実体の流れを見ることができること、異常時の流況も再現できること、設計で流れのイメージができる等があります(特にイメージすることは重要かと思います)。

模型実験を実施するにあたり、まず「模型縮尺」の検討が必要です。縮尺は相似則の考え方によりますが、縮尺をどうするか?これがとても重要です。模型が小さいと計測誤差が大きくなるため、できる限り大きくすることが必要です。縮尺が違うと模型製作時間やその費用も大きく変わります。また、縮尺はその要素により異なり、仮に縮尺1/10とした場合、長さ要素は1/10となりますが、時間要素は1/(10)0.5=1/3.16となります。これは現実でも縮小した世界でも、重力は変わらないことが関係しています。

今まで経験した施設は、越流堰、調整水槽の余水吐、水力発電所の減勢工です。流量や水位条件により、流況は大きく変わることがあります。その変わった流れを安定した流況へするため、導流壁の追加や飛散防止構造等、ちょっとした改造をします。この答えを導き出すためには、試行錯誤が必要ですが、答えが見えたときには、達成感を味わう?(毎回ではありませんが・・・)こともできます。

河川、ダム、水力発電等の設計にあたり、「水の流れ」をイメージすることは必要です。この水の流れは、水理計算や解析等では解決できない点もあり、水理模型実験を実施する場合は、少しでも解決策が提案できるように挑みたいと思います。

酒井 悠登(さかいゆうと)
勤務先
(株)MSS
部署
技術部測量課

工業高校で測量士補を取得、卒業しMSSに新卒入社し、測量を始め7年が過ぎました。1級水準測量など、様々な業務を行っていく中で経験を積み、多くの技術・知識を身に付けることが出来ました。近年はi-Constructionの普及により業界のイメージを3K「きつい・きたない・危険」から新3K「給料が良い・休暇が取れる・希望が持てる」を目指し、地上型レーザースキャナやMMS、UAV等による3次元計測データを活用した測量技術や成果を活用した施工管理が普及しています。そういった最新技術を活用した測量はとても興味深く、安全かつ効率的で高精度な測量を実現し、土木業界・測量業のイメージを良くして魅力ある業種にしていく事は、現在この業界にいる我々の使命である考えます。

私は測量という職業にとても誇りを持っています。なぜなら、測量は社会基盤であるインフラ事業の中での基盤であると考えているからです。測量を行い、設計をし、施工して物が出来上がる。自分が測量をした場所に、新しい道路や橋が出来るのを見るたびに何とも言えない達成感や幸福感に包まれます。また、望ましくはありませんが、災害等が起きた場合にも我々測量士はその規模や程度の把握をする為いち早く現地に行き調査を行います。その考えから、私は自分の測量が多くの人々の生活を豊かにしているという自負を持って作業をしています。

そんな私の夢は、この素晴らしい職業である測量を多くの人々に知ってもらい、子供たちにも将来は測量士になりたいと思ってもらう事です。その為には、今までの業界のイメージを払拭し、新3Kである「給料が良く・休暇があり・希望が持てる」職業にすること。より勉強し技術・知識を身に付け、3DレーザースキャナやMMS、UAVなどの最新技術をうまく活用し、効率的かつ高精度な測量を行う事。そして、その技術・知識をより若い世代に引き継いでいく事が大切だと考えます。これからも「熱いハートに技術を込めて」地域社会の発展と安全に貢献できる人材になれるように頑張ります。

辻井 大海(つじい ひろうみ)
勤務先
(株)カナエジオマチックス
部署
建設コンサルタント事業部

私は現在、土砂災害基礎調査業務を中心に携わっています。今年で入社10年目ですが、入社後、数年間営業部に所属していました。

営業経験を通して、実感できたことがあります。それは、「成果品の品質に対する技術者としての意識」です。

「成果品の品質に対する技術者としての意識」とは、入社して間もない頃に営業社員として納品に立ち会いました。後日、弊社が作成した図面を開いて住民に説明されている職員の姿を度々目にしました。弊社の成果品が、市民の方々に正しい情報を発信するための資料として使われている場面を見て、背筋の伸びる思いがしました。また、我々の仕事には、社会に対して正しい情報を発信するために、間違いのない高品質の成果品をつくり上げる責任がある、と実感しました。同時に、色合いや凡例の配置などに気を配り、「解りやすさ」「見やすさ」を意識して作成することも重要であると感じました。

このように営業社員としての経験を活かし、今後は顧客の求める要望を良く理解し、より良い品質の成果品を納めることができるよう、まい進したい所存です。

現在は、ドローンパイロットのライセンスを取得し、UAVで撮影した空中写真から点群を生成するsfm技術に挑戦しています。また、生成した点群から地盤のみを抽出しDEM,TIN,Contourの作成を行うなど、土砂災害基礎調査に応用し始めているところです。さらには、地上レーザーを用いて取得した点群とUAVからsfm技術で生成した点群を合成しUAVの苦手な「横方向のデータ」を補完することにも挑戦しています。

今後も技術の研鑽を継続し、新技術へのチャレンジを厭わない技術者でありたいと思います。

小林 孝一(こばやし こういち)
勤務先
(株)新日
部署
建築設計部

私が携わっている建築分野では、省エネ対策や資材リサイクルの導入、低炭素化の促進など、環境に配慮した取り組みがされており、この「環境」をテーマに業務の幅を拡げるべく、土壌汚染に関する業務に取り組んでいます。近年では豊洲市場の土壌汚染問題が話題になり、建設事業や不動産事業においても土壌汚染対策法の認識が一層高まりました。

主な業務内容は、土地の改変に伴う土壌汚染調査、土壌問題を抱える不動産鑑定評価や移転補償等の土地評価への助言、及び土壌汚染がもたらすリスクの大きさと対策の効果を比較し、提案させて頂くことです。

土壌汚染調査は、土壌等の分析結果により、追加調査や対策方法が決まるため、計画段階において調査や対策に要する費用及び工程が把握し難く、事業の全体計画に影響を及ぼす特性を秘めています。一方、建設事業における事業費削減や工期短縮は重要であり、土壌汚染調査の特性を説明してもなお、事業者からは一層の工期短縮を求められるため、厳しい現実に直面しています。

いかなる条件においても適時適切に判断できる知識や最新の技術動向を常に吸収し続け、「土壌汚染による人の健康被害を防止すること」につなげることが、業務に携わる者の使命であると考えています。

籏 航平(はた こうへい)
勤務先
玉野総合コンサルタント(株)
部署
都市調査部測量第二課

学生時代になんとなく測量がやってみたいと興味をもち、平成18年に弊社に入社して、気づけばもう13年も経ち、今では中堅の領域となってきました。その間、組織の変動等ありましたが、地上測量全般に係り、基準点測量、水準測量から道路をはじめ公共工事に係る路線測量・現地測量および用地測量や土地区画整理事業における測量等さまざまな業務に携わってきました。

そのなかでも用地測量業務では、現地と公図等資料の不整合、地権者への説明等、思うように業務が進まず、苦労したが、最終的には何とか無事に業務が完了出来てほっとしたことがありました。

現在は管理技術者として、工程・予算の管理、発注者との協議、協力会社も含めた作業員への指示等を行いながら、複数の業務を同時進行させていくことが多くなってきました。入社した当初はこの仕事は本当に自分ができるものなのか不安が多くありましたが、最近は自信をもって仕事が出来ることが多くなりました。

また、近い将来、i-Constructionをはじめとする動きの中で測量技術も大幅に進化し、UAV、TLS等を使用したレーザ計測を中心に3次元測量が主流になっていくと感じています。

自分自身としても3次元計測を中心にCIM技術について日々勉強しており、時代の流れに乗り遅れないように、知識、ノウハウを高め取り組んでいきたいと思っています。

水谷 亮太(みずたに りょうた)
勤務先
中日本建設コン サルタント(株)
部署
水工技術本部

私は、中日本建設コンサルタント㈱に入社して7年目の社員です。私ごとでございますが、昨年結婚し、今年の6月で1年が経ちました。

そんな私が今チャレンジしていることは、「家事参加」です。特に役割分担をしたことはありませんが、私自身がやると決めていることが3つ。

1.休日は食事を作る。
2.食事の後片付け。
3.その他家事も、やれる時にやる。

当たり前の話と思う方や、もっと参加している方が大勢いらっしゃると思いますが、恥ずかしい話、結婚するまで家事と呼ばれるものを全くしてこなかった私にとっては、とんでもない挑戦で、この1年サボらずによく継続できた方だと、自分で自分を褒めています。

共働きのわが家では、お互いに協力しながら家事を行う必要があります。メリハリのある仕事をすることが、家事参加へ繫がり、それが夫婦円満の秘訣だと思っています。これからも、ワーク・ライフ・バランスに気をつけながら、仕事に家事に時々ゴルフと全てを楽しんでいきたいと思います。

角脇 三師(かどわき みつし)
勤務先
早川都市計画(株)
部署
まちづくり事業部 都市整備課 区画整理グループ

当社は、建設コンサルタントであり、区画整理事業などのまちづくりのコンサルティングを得意とする会社です。区画整理事業は、数年~数十年の期間を要する事業であり、その業務は、企画調査、区画整理設計、実施設計、施工管理及び事業運営と多岐にわたります。

私は、設計技術者として入社し、設計課で、道路設計や造成設計及び公園設計を行い、技術を磨いてきました。今は、希望していた都市整備課区画整理グループに配属され、区画整理に関する道路施設・排水施設等の設計だけでなく、土地の形を決める換地設計や施工管理及び事業運営業務に携わっています。

換地設計を行うことは、街や人に深く関わり、その人の人生を決める設計だと思います。とても責任のある仕事で、悩み、行き詰まることもありますが、上司の方々からアドバイスを頂きながら、課題に取り組んでいます。大変ですが、解決できたときの達成感は大きく、この仕事にやりがいと誇りを感じています。

目標は、技術士資格を取得して、総合的なまちづくり技術者を目指しております。そのために今は、日々業務の他に自己研鑽及び社外学術活動に力を入れ、忙しいですが、充実した毎日です。

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